描述
「厚岸 啓蟄(けいちつ)」は、厚岸蒸溜所がリリースする「二十四節気シリーズ」の第10弾にあたるシングルモルトウイスキーです。
【節気「啓蟄」とは】
二十四節気の一つで、冬眠していた虫が地中から出てくる頃(例年3月6日~20日頃)を指します 。
【製品概要】
カテゴリ:シングルモルトジャパニーズウイスキー(厚岸モルト) 
節気シリーズ:第10弾()
度数・容量:55%/700 ml 
原酒熟成年数:主に4年熟成が中心()
樽種:北海道産ミズナラ樽とバーボン樽を組み合わせ。
【テイスティングノート】
香り:ダイダイ・ハッサク・みかんなどの和柑橘の爽やかさ 。紅茶、バニラ、黒糖、みたらし団子、レモングラスのニュアンスを感じさせる芳醇な甘さ 。
味わい:オレンジ・レモンを思わせる甘味と酸味の絶妙な融合 。マヌカハニーのような優しい香りと塩レモン風のほのかな塩気がアクセント 
余韻:ホワイトペッパーや紅茶、キャラメル、そして塩レモンの苦みと甘みが穏やかに広がる 
ピートの効いた力強い余韻が印象的で、厚岸らしい潮風と融合したような深みがある 
【製法と熟成環境】
厚岸湾近くの冷涼・湿潤な環境と海霧に包まれる熟成庫が風味に潮気とピート感を与える 
フォーサイス社製のポットスチルと、ミズナラ+複数樽構成で、複雑なアロマと深みを熟成で引き出している 
【まとめ】
「厚岸 啓蟄」は、“春の訪れ”をテーマにした一本で、ピートと和柑橘の鮮やかな香り、塩気のある甘酸っぱさ、そして海霧熟成由来の潮風感が魅力。厚岸蒸溜所らしいテロワールが強く感じられ、日本の春の息吹をグラスで味わえる傑作といえるでしょう。